自分の記録

長年付き合っていて、よくわかっていると思ってもわかっていないことっていっぱいある

ひと昔前に比べれば、恋愛を通じて、自分本位なだけじゃない考え方が多少はできるようになっていると信じたいけど、一区切りあった時にいつも感じる一番の振り返りは、自信を持って全力で大切な人を愛することができるように、誇れる自分になろうということ。

 

今も昔も、私の中では仕事の比重が大きいのだけど、仕事を含め、昔から人と比べて人と関わることが非常に苦手で(我ながらよく全面フロントに出る仕事を10年以上も続けているものだ)、恋人とふたりの世界に入り込みやすい。周囲を含めた関係みたいなものを築いたことがあんまりないというか。

 

その1:1で、本音を話したり、相手に何かして欲しいという気持ちを勝手に膨らませないで、何かしてあげたいという愛情を定期的に噛み締めたり、何かうまくいかないことが起きた時に、煮詰まっちゃったりすることもある。

特に男性の方が口下手な確率が高いので、その中で自分がなるべく傷つかないように先回りして結論を決めつけてしまったりするのが私の欠点なのだけど、それによって逆に相手を傷つけていることもあるんだと感じることがあって、寂しくなった。

もっと大人になったら、しっかり大切な人と向き合って時間を大切にできるように、意味のないプライドよりも諦めないで向き合えるようになったらいいなと思う。

 

恋愛も仕事もそうなんだけど、私が最大この2つが好きなことで共感する漫画がふたつあって、「ブルーピリオド」と「3月のライオン

 

表面的に人とうまく、つまり嫌われないように浮かないように関係を結ぶことに何の意味があるのか私には理解ができなくて、膝と膝付き合わせて話すか、関わらないかという0・100の世界が強いので(昔よりはいろいろマシになったけど)、学校という場所や友だち多いと偉いみたいな価値観がずっと嫌いだった。

 

仕事を始めたことで、これまでになかった人間付き合いをたくさんできるようになって、そう考えると、しばしの間、尊敬できる人が敬意を払ってくれて、関係ができることがモチベーションの1番だったこともやむなしだなと、思う(最近これについてもちょっと思うことがあった)

 

今でもそこは変わらない部分もあるけど、いろんな性格や立場の人がいる中で、相手が主語となる動機で自分の根幹をモチベートすることも脆さも感じ、まず第一には、自分自身が誇れる仕事をできたか、かなと。

 

実際、これまで培ってきた人間関係も結果論的に派生して手に入れてきたわけだから。

 

家族でも恋人でも友人でも仕事仲間でも、人間関係に正解も絶対もないから、何回へこんでも、自分の守備範囲の中で成長し続けるしかないな。