財布のカスタムと素敵な世のものたち

 大のお気にいりになったお財布を、アニヤのレザーステッカーでカスタムしました。

 

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好きなものを地味に追求していくのってとっても楽しい。

MINなのに使い勝手がとってもよくて、デザインと同じくらい使い勝手も気に入ってます。何年も長く使いたいなあ、と思ったとき、いかんせんメンズライクさが強いデザインなので、個人的にはどこかに自分だけの遊び心のある何かが欲しいなあ、と。

個人的に思い入れがあるもの、わくわくするもの、と考えたとき、

例えば相棒に似ている柴犬、例えば私にとって初めてのゲームだったカービイ、幼い時に衝撃を受けた長靴下のピッピ、一番好きなムンクの絵、好きだけど気恥ずかしいさくらんぼ、大好きな象やキリン、宝石・・・・

いろいろ調べてみたけど、せっかくつけたものが、それによって飽きてしまったり、子供っぽくなったりしたらなあ・・・・と思って、ふと思い出したのが、アニヤ。

 

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ブランドものはさして興味が強くない方だと思っているんですが、アニヤは世界観が結構ツボなのです。

昔、唯一持っていたブランドもののポーチがアニヤ。銀座の路面店で購入したのでした。

未だに使っていたかったくらい、お化粧直しにいくのがうれしくなるくらい、大好きだったんですが、まさかの人生で唯一ポーチごとなくしたのがこの子でして。

検討余地があるくらいのお値段なのもポイントです。

 

おもちゃっぽい可愛さが全く似合わない(ただただチープに見える)タイプの顔立ちなので、上品さと遊び心がどハマりするバランスなところが、好きなポイント。

 

レザーステッカーも思ったよりお手頃だったので、お誕生日月の「2」を選んでみました。(カバン想定だからか、そもそもサイズ的に貼れるものが少なかったのよね。)

 

ブランド好きってわけではなくても、えっ誰がこんな好きなもの作ってくれたの?というブランドっていくつかあったりするものなんじゃないかと思うんですが、私のツボは、

 

  • J&Mデビッドソン
    いつかは何か手に入れたい、けど、財布は個人的に使い勝手が悪すぎて、
    デザインだけで出せないお値段

  • エルベ・シャブリエ
    4年ほど前に購入してから全く飽きがこない、それどころか見るたびに素敵
    と思うGPシリーズのトート。旅行用の大きなトートも持っていて、
    コレクション癖はないので特に増やすつもりもないけれど、
    ずっと好きでいられるから、いざって時(?w)は必ず見ます

  • アニヤ・ハインドマーチ
    書いた通り、高級感があるのに、エンジニアのラップトップにできちゃうような
    ステッカーなんかを出してくれるところが好き

  • スマイソン
    これも、上品なのにカラーもロゴもとても素敵

総じて考えると、トラディショナルなレザーアイテムで、装飾が少ないのに、
どこか遊び心があって、他にはないような使い勝手があるものが好きなのだろうか。

とは言いながら、実際に購入したことがあるのはアニヤとエルベだけ。

それも、せいぜい2-3点って感じです。

シャネルとかthe rowとか、いわゆるハイブランドに比べたら多少は手が届く価格帯とはいえ、私にとって世の装飾品はたいがい割といいお値段するなあって感じなので、一生手間をかけても愛したい(ごめんあんまかけてないけど)という覚悟が定まらないと、可哀想でなかなか買えない。

 

シャネルのマトラッセなんて、50歳くらいになったときに負けない貫禄で持てそうなら、是非欲しいなあ。

なぜだか、社会人になってどんどん評価された20代の頃の方が、オトナは年々高価で素晴らしいものを持つようになるべきで、5万円以下の財布やバッグを持つなんてかっこわるいんだから!みたいな謎の固定概念がありました。

 

ある意味楽になったのは、一つ前の記事でも書いた通り、アイテムごとに、生活スタイルや自分の思い入れや、ケア方法とか、大切にできるものとできないものがあって、値段に関わらず使ったり使わなかったり、似合ったり似合わなかったりする、っていうのを冷静に整理できるようになったからかな。

毎日何年使っても愛せるものもあれば、一目惚れしたのに飽きてしまったり、すぐに劣化してしまったりするものもある。

 

私が一番好きなものはず〜っと指輪なのですが、指輪というアイテム自体は、小さいころからずうっと本当に好きで、初めてバイトをした大学1年生のとき、(当時としては)めちゃくちゃ奮発して購入したのも、16,000円くらいのeteのダイヤがついた10Kの指輪でした。

 

また別に書こうと思っているんですが(特に誰の役にも立たないけどw)、高校1年ごろから家庭にインターネットが普通になった世代の当時の私にとって、ブログの存在はかなり衝撃的で、今で言うバーティカルメディアの、もっと情報がないバージョンっていうか。

 

ピンポイントに好みが合致する、一生知り合うこともないであろう方が上げてくれる記事にとても心が浮き立って、いまだに3つくらい、10年以上読んでいるブログがあったりする。

 

服もバッグもアクセサリーも、(並べると感じが悪く見えるだろうが)家族も恋人も友人も、時間もスペースも、自分が管理でき、大切にできる範囲の好きなものだけで、満たせていけたらいいなあ。